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さて、予告していたようにレーザーZX-5(プロト)の詳細レポートをお送りします。早速、三瓶選手からはスペアカー返せコールが来ていますが、この際無視してレポートを進めましょう(笑) 今回は一新された足回りの紹介を行いたいと思います。 色々なサイトでZX-5のレポートがされているので、皆さんご存知とは思いますが、今回ZX-5はほとんど新規設計の部品で構成されています。以前のレーザーで流用可能な部品は・・・ターンバックルくらいですかね(笑) Rハブがかろうじて、流用できるかな・・・と思ったら、穴位置が増えているのでやっぱり違いましたね。 サスアーム長についてはほぼZX-Sと同様ですが、ショックの取り付け位置が適正化され、サスブロックスパンが異なりますので、ジオメトリー的にはZX-Sとは別物となっています。またサスアームには一番最適な位置にスタビボールがモールドされていて、スタビで簡単に車の特性が調整出来るようになっているようです。スタビは数種類が用意されており、微妙な調整が出来るようです。先に行われたG.O.Cレースにおいてもレースコンディションに応じたスタビ調整で変化する路面状況への対応が随分と楽になったようです。また、スタビは前後共通の設計となっており、フロントワンウェイに変更した際にそのピーキーな特性の調整にフロントスタビも活用できるようになっています。 シャフトバギーでよく問題にされるフロントスキッドですが、ZX-5ではしっかりと設けられており、ギャップ走破性及びジャンプの着地の際も前側を打つこともなく、スムーズになっているようです。 個人的に一番面白いなと思ったのはステアリングリンケージです。タイロッド取り付け位置が前後にスペーサで微妙に調整できるようになっており、アッカーマンの調整が簡単に行えます。また形状についても樹脂で立体的に設計されており、剛性も十分に確保されているようです。最近ではアッカーマン調整も車のセッティングポイントだと認識されてきたので、この方式は今後流行るかもしれませんね。調整楽そうですし、スペーサーで調整できるので楽に定量的に変更できますしね。。 ナックルについてはアッカーマン特性の最適化を狙って、穴位置が見直されています。またツーリングとの共用を図る為か、穴位置が2種類開けられています。 この足回りに取り付けられるダンパーはスプリング調整が主流のねじ式となり、調整が容易になっています。・・・何気にこの方式って、レーザーZX-Rの時(93年くらい?)には他メーカーに先駆けて既に採用されていたんですよね。。。何故か当時はそんなに流行りませんでしたが・・・先進的すぎたのでしょうか??13年ぶりの復活ですね♪ 足回りのレポートは以上です。色々と考えられていて、興味深いですね。見てると一層欲しくなるなあ。。。いつごろ発売するんでしょう。。。いくらぐらいなのかなあ??? 今日の格言 : 「EPバギー いくらぐらいが 適正価格?」
by ultima-lazer
| 2005-05-14 12:09
| アルティマ&レーザー
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